犬シャンプー

こどもたち

こんにちは。

昨日の夜のこと。
パパさんが帰宅した音(玄関の鍵を開ける音)がして、子供たちがリビング入り口に猛ダッシュで走り「開けて!早く!」とせかされ1人が通れる程度に開けたら、玄関まで競うようにダッシュ!勝てる気のしない私は、リビングから玄関に向かっておっきい声で「お帰りぃ」。うち、周囲に民家がないんです。どんなにどなっても近所迷惑にならない。一番近くにいるのは、あたり一帯を自宅と認識し帰ってきた私に遠くから吠える野良犬君たちだけ。ちなみに危害は加える気なさそう。

これまたおっきい声でパパさん「おお。ただいま。ねえ、なんか匂わない?」そうかな?わかんない。「俺、あんまり気にならないほうだけど、今日は匂うよ。」へえ。あ、私帰ってきたときは窓開いていたからね。で、すぐ閉めたんだっけ。鼻がゆっくり匂いになじんだのかな。ちなみに誰の匂い?「誰って・・・黒い人か茶色い人だと思うよ。」・・・あえて名前を出さない思いやり。さすがっすね。私じゃなかったらしいことに少しホッとしつつ。(加齢臭がきつくなる日があるんです・・・自分)

ご飯を盛りつけながら。じゃあさ、明日あらう?私仕事だけど。「トリミング出しちゃうもんね。」いやいや、急には無理ですって。予約が必要なんですよ、わかってます?「大丈夫だよ、きっと。」わかってねえ。なんにもわかってねえ。今さ、夜の9時過ぎね。予約も取れないんだってば。「どうするー、風ちゃん。おっ母(そう呼ばれている)に洗ってもらうか。な?」おい、だから何時だって今。「洗ってもらおうなー」わかった、明日洗おう。「仕事終わるの?」え?なに?どっち?終わらせるし、頑張るし。せっかくだからブログに載せるし。「そ、よかったねえ、風ちゃん」

ええ、そりゃ頑張りましたよ。絶対早く帰りたい。夢中で仕事しました。風だけ洗ったって、もう1人が匂っていたら同じだもの。2人洗わなきゃ。1時間以上かかるからね、シャンプー。

帰宅後すぐに準備。気配で察します、あの方々は。あんまり好きじゃないシャンプー。気づかれないよう慎重に。万全を期して。さりげなくお茶なんか飲んで、なんにもいつもと変わりませんよー、今日もかわいいねえ。

すっと風を抱きよせて抱える。どこ行くの?なになに?キラキラのお目目で見つめられて。にかっと笑いながら、お風呂入ろー。一瞬で死んだ目になりましたよ。お休みだったパパさん「いってらっしゃい」。

なぜ風から先なのか。柚子さんを先に連れて行こうとすると、風がやきもちか母親へ危害が加わると感じるのか、抱いている私に飛び掛かって、柚子が危ないから。そう、風は柚子の息子。親子です。それも一粒種。

シャワーを足元からかけて、声をかけながら。いい子だねえ、かわいいねえ、キレイキレイになろうねえ。おりこうさんだねえ、イケメンだねえ、濡れているとますますいいよ、ああ、たまんないよー。よその人が声だけ聞いたら変態です。そして、死んだ目で見つめながら「はあ?!なにいってんの。嫌いだって前々から言ってるよね。この間洗ったばっかじゃん。」と抗議。まあまあ、そうおっしゃらず。きれいな男子のほうがいいって。もてますって。「俺、去勢してるし。」そうね、残念。おっ母は匂いフェチだから臭いの好きだけど、普通はだめみたいだよ。「いっつも、臭くていいねえ、臭いは誉め言葉だよーって言ってるの誰?!」だからーしゃーないじゃん。おっ母、変態なんだもん。臭いの好きなんだよ。けど、明日、お客さんくるしさ、あきらめて。

はあ、匂いが取れちゃって残念だけど、終了。はい、次連れてきてー。風を解き放つよー。柚子ー頑張ろう。カワイ子ちゃん、いいねえ(ry

なんだかんだと1時間10分。疲れたけど楽しかった。みっちり濃厚、個別に触れあえるのがシャンプー。幸せです。

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